保険コラム

保険コラム:火災保険の保険期間の改定についてご案内します。

2015年08月17日(月)

今回は、火災保険の保険期間の改定についてご案内します。

損害保険料率算出機構により、火災保険の参考純率の適用期間を最長10年までとする改定が実施されました。
その結果、今まで最長36年であった火災保険の保険期間が、2015年10月以降のご契約の場合、最長10年となりました。

 

参考純率とは

参考純率とは、損害保険料率算出機構が個々の保険契約の契約データ、また支払われた保険金の支払データを基に、科学的・工学的手法で算出する料率です。
各保険会社が損害保険料率算出機構によって算出された参考純率を参考値として利用し、独自に純保険料率を算出します。
つまり、保険会社が適用する保険料が損害保険料率算出機構の参考純率によって決まり、その変化・改定の影響を受けています。

 

 

参考純率改定の理由

近年の地球温暖化研究の成果によると、自然災害の将来予測については不確実な要素が多いことが明らかになり、以前と比較して予測が難しくなりました。火災保険についても長期のリスク評価が困難となりました。
その結果、損害保険料率算出機構が参考純率の適用期間を10年までとし、参考純率の改定を実施しました。
そうした対応方針を検討した結果、東京海上日動においても参考純率に沿った商品の改定を行い、火災保険の保険期間を最長10年までとしました。

 

 

上記は2015年10月時点での東京海上日動社での取扱いを記載しています。

 

 

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