コラム

年末調整について(地震保険料控除・生命保険料控除)

2025年10月31日(金)

11月になり、2025年も残すところ2か月となりました。

会社員の方は、勤務先で年末調整を行う時期となります。

 

年末調整の際には、地震保険料控除証明書・生命保険料控除証明書をご提出ください。

※自営業の方などは、2月16日~3月15日の確定申告にてお手続きください。

 

地震保険料控除・生命保険料控除とは?

1年間に支払った地震保険、医療保険や死亡保険などの保険料の金額の一部を、年末調整や確定申告で所得から差し引ける制度です。その分、所得税や住民税が軽減されます。

簡単に言えば、保険に加入されている方は、少しだけ税金が安くなる仕組みです。

 

保険は、「事故や病気への備え」、「老後の資産形成」や「教育資金の準備」といった役割だけでなく、「税金の軽減」といった役割も担っています。

 

※所得から差し引かれる金額は、ご契約された時期・保険の種類によって異なります。

 

年末調整での控除証明書ご提出にあたって

□証明書を紛失してしまった方

ご契約いただいている生命保険会社・損害保険会社より、各種控除証明書は既に郵送されています。紛失してしまった方は再発行いたしますので、年末調整の期限に余裕を持って、担当者までご連絡ください。

 

□2025年中に保険の見直しをされた方

既に解約された保険の控除証明書と、新たにご契約された保険の控除証明書がどちらも郵送されます。両方の証明書を年末調整時にご提出ください。

 

□2025年中に一時払い終身保険をご契約された方

昨今の金利市場の影響もあり、まとまった余裕資金での資産運用を主な目的とした「一時払い終身保険」についても、本年は多くの方にご契約をいただいております。

一時払い終身保険も、ご契約いただいた年には生命保険料控除証明書が郵送されますので、こちらもご提出ください。

 

 

□その他の控除について

生命保険料控除・地震保険料控除だけでなく、住宅ローンを組んでいる方は「住宅借入金等特別控除」、iDeCoなどに加入されている方は「小規模企業共済等掛金控除」についても確認が必要です。

 

まとめ

昨今の物価上昇によって、以前より貯蓄がしづらくなっています。

きちんと年末調整や確定申告をすることは、家計の負担を減らすことにも繋がります。

生命保険料控除や地震保険料控除をはじめ、見落とされがちな制度を上手に利用することで、手取りを増やすことが可能です。

「うちの保険は控除をうまく利用できているのかな?」と疑問に思われた方は、

保険の内容を改めて確認する良い機会かもしれません。

 

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