大阪府北部の地震について

大阪府北部の地震について

このたびの地震により、被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

平成３０年６月１８日に発生した大阪北部を震源とする地震について振り返りたいと思います。

　弊社も震源に近いビルの５階だったため、コピー機が壊れたり、備品が破損したりする被害が発生しました。80キロくらいある机が10ｃｍ以上動いており、揺れの強さに驚きました。

　今回の地震で改めて感じたことは、瓦屋根の被害の大きさです。

震源に近いエリアでは、かなりの家屋にブルーシートがかけられており（ひどいエリアでは半分以上の家屋にブルーシートがかけられている状況でした。）、瓦屋根が地震の際にかなりの被害が出るということを改めて感じました。

　そして、今回の地震では、すぐに大雨が降ったため、急いで応急処置をしなければ、家屋に雨が入ってしまうという事態も起こりました。

　日頃、お付き合いしている工務店があれば緊急で対応してもらえますが、ない場合、修理会社を探すのも大変な状況でした。

　また、マンションについては、戸室の専有部分に地震保険をご契約いただいている場合、専有部分とマンション全体と被害の大きい方が認定されます。たとえば、戸室の被害はなくても、棟全体で一部損以上が認定されれば、保険金が受け取れるということです。

　まだまだ、復旧の工事が行われているところも多いですが、西日本豪雨や台風８号など自然災害が関西を襲っており、自然の恐ろしさと保険の大切さを感じる夏となりました。