保険コラム

保険コラム:生命保険と加入年齢

2015年04月24日(金)

生命保険について、お客様から下記のような質問がよくあります。

 

    『生命保険は何歳から加入すればいいの?(得なの?)』

 

生命保険見直し生命保険全般に言えることですが、この問いに対する正解は存在しないと思います。
理由は、立場や環境(独身、既婚、子どもの有無、会社員、自営業者、貯蓄額)が人それぞれ違うからです。

生命保険は仕組みとして、何歳で加入しても大きな額の得や損は発生しない設計になっています。(保険会社が細かくリスク計算をして保険料に反映させているため)

 

たとえば、一つの商品を例にとって、どの年齢で加入すれば一番保険料が安いかを計算しようとしても、終身払いのタイプの商品では、契約者がいつ死亡するか不明なので、いつ加入すれば、総払込保険料がもっとも安いかという計算は簡単にはできません。
(平均余命で計算するという方法はありますが、保険会社もそれらをふまえて保険料を計算していますので、この方法をとると大きな差は発生しなくなります。)

 

更新タイプの商品の場合は、保険料が10年ごとなどに再計算されますので、いつ加入すれば、保険料が安いかという概念自体がありません。(その年齢に応じた保険料を負担する仕組みになっている。)

 

こう考えてみると、保険料が得か損かよりもその商品がいつから必要なのかが、何歳で加入すべきなのかという問いに関しては重要であると思われます。

 

また、保険の加入には一定の健康条件がある場合が多く、健康なうちは多くの商品の中から加入したいものを選ぶことができます。

しかし、健康状態が悪化すると選択できる商品の幅が狭くなりますので、健康なうちに必要な保険に加入しておくという考え方もあります。

 

 

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