保険コラム

コラム:高齢になると自動車保険料が増加?

2017年01月10日(火)

先日、片側2車線の道路を運転していたところ、少し先の交差点から右折してきた車が逆走してきました。
運転席を見てみると、高齢の男性がハンドルを握っていました。
ニュースなどで高齢者の逆走による事故が報道されていますが、実際に見たのは初めてでした。

 

逆走してきた道路の中央分離帯がコンクリートブロックのため、Uターンもできず、また、次の交差点まで1キロほどあるため、逆走車はきっときた道をバックで交差点まで戻って、進路変更する必要があり、かなり危険であると思いました。

 
ところで、損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は2009年より、自動車保険の記名被保険者の年齢を10歳刻みにし、高齢になると保険料が上がる仕組みを導入しました。高齢者による事故が増加しているためです。

 

これに伴い、各損保会社は2011年ごろから高齢になると保険料が上がる仕組みを導入しています。自動ブレーキなどの安全装置の普及などにより、自動車保険料は低下傾向となりそうですが、相対的に高齢者の保険料が高いという状況は今後も続くと思われます。

 

少しでも保険料を安く抑えるためには、安全運転を心掛け、等級を上げていくこと、また、今後、導入されていくであろう自動ブレーキなどの安全装置割引の対象になりそうな車両を購入しておくなどことが考えられます。

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